studio malaparte
■Edge~未来を、さがす 第四弾
2002年1月12日放映「飛之夢~fly fly away」(45分)
李纓の未公開の新作『飛呀飛(フェイ ヤ フェイ)』に迫る中国ロケ。著名な詩人芒克をはじめ出演者へのインタヴュー、 新作からの引用、東京で撮影されたミレニアム前後の日本の光景が複雑に絡まり合って構成されている。 李はデヴュー作『2H』で各国から高い評価を得た、期待の新鋭監督。
ポイエーシス(制作):西原多朱+宮岡秀行 監修:李纓 音楽:寥亦武
ポエトリー・リーディング:芒克(『時間のない時間』)
引用映画:『飛呀飛』(2002)李纓監督
出演:芒克(まん・く/詩人)+寥亦武(りゃお・い・う/ノンフィクション作家)+張怡(つぁん・い/プロデューサー) ほか
guest
李纓(り・いん)
映画監督。1963年中国・広東省生まれ。中国中央電視台のディレクターとしてドキュメンタリーを制作後、文化庁の海外招聘芸術家研究員として日本に留学、 日本映画の研究の傍らプロダクション「龍影」を設立。 東京を舞台に独りの老人を追ったドキュメンタリー『2H』(1999年ベルリン映画祭NETPAC賞、2000年香港映画祭国際批評家連盟賞受賞)がデビュー作となる。 作品に『飛呀飛(フェイ ヤ フェイ)』(2001)、『味』(2002/2003年マルセイユ国際ドキュメンタリー映画祭マルイセイユ・エスペランス賞)など。