studio malaparte
■Edge~未来を、さがす 第一弾
2001年7月14日放映「Video is our poet’s stubby pencil…(ヴィデオはわれわれ詩人のチビた鉛筆だ)」(45分)
スタジオ・マラパルテが瀬戸内の孤島、鷺島を舞台にこれまで成し遂げてきた活動と呼応するように、 今後の新たなポイエーシス(制作)の方向性を指し示すシリーズ第一弾。 ゲスト河村悟と架空の「鷺ポイエーシス」を行い、映画の原野ともいうべき白いスクリーンの謎を探検し尽くす。
guest
河村悟(かわむら・さとる)
photo by Shintaro Hashimoto
1948年青森生まれ。詩人。
詩の朗読のほか、ポラロイド・光画作品など、既成のスタイルやコンセプトを破壊する数多くの作品を発表。
また、自身が考案した「迷宮舞踊」メソッドによるダンスワークや舞台活動を行う。
詩集に『聖なる病い』(思潮社)、『目覚めると雷鳴の巣の中にいた』(ニ・ニ・セフィニ・カンパニー)、評論に『詩人を天上から引きずり堕ろせ』(スタジオポエニクス)、『肉体のアパリシオン――かたちになりきれぬものの出現と消失――土方巽『病める舞姫』論』(クレリエール出版) ほか